アトピー性皮膚炎とステロイドの問題
「ステロイド外用剤」は皮膚表面がきれいになり一時的には良くなったかのようにみえます。その「ステロイド」はもともと人間の中に存在しているものなのですが、「副腎皮質ホルモン」というものがこれにあたります。この「ステロイド」を長期間、摂取、あるいは外用し続けるとホルモンを体の中でつくれなくなってしまうのです。こういったことを最近ようやく問題視するドクターも現れ、社会的な問題となってきました。
ドクターが「ステロイド外用剤」をよく知らないケースもあります。最初の診察において「弱いステロイド外用剤」を出して、リパウンド(外用剤の使用をやめると急激に症状が悪くなること)を繰り返して徐々に「強いステロイド外用剤」を処方していくドクターがいます。そのリパウンドを繰り返していくと他に炎症していない部分までにアトピー性皮膚炎が広がっていくとされています。副作用としては、皮膚の萎縮、毛細血管の拡張などが認められています。そしてリパウンドは皮膚表面がただれてじゅくじゅくになるケースがあるともされています。ステロイドを長期間にわたり使用していると、皮膚表面がきれいになるまでには、徐々にくすりに対する依存度が強くなります。ステロイドの全部を否定することはできませんが、長期的に使用することは体全体によくないことは確かです。
アトピー性皮膚炎とプロトピック軟膏とは
今から数年前に「プロトピック軟膏」という新薬が、成人向けのアトピー性皮膚炎の治療薬として日本で発売されました。「ステロイド」にくらべて肌に吸収されて身体の中に入って服用しているのと変わらない副作用は認められず、依存性やリパウンドがないものの、顔に使用した約7割の患者に刺激感があることがわかっています。まだ乳幼児から小児までの15歳以下に対するデーターが不十分なので使用は認められていません。ですので、アトピー患者全体として、数年をかけてのデーター収集の結果を見てみないと、このくすりの安全性はわかりません。まだまだこれからのくすりといえます。
今現在新薬は、ひとつの副作用がなくなれば、新たな問題が発生し、「いたちごっこ」のような状態となっているのが現状です。ただし、リパウンド、依存性が無いことから見ると、この「プロトピック軟膏」は改良が期待されるところです。
アトピー性皮膚炎の症状を緩和するステロイドの効果とは?
アトピーは、正確には「アトピー性皮膚炎」というように、皮膚の炎症です。その炎症を抑える薬の1つがステロイド外用薬です。ステロイドには、炎症があると体内から産生され、過度な免疫反応が起こらないように抑える作用があります。その作用を利用して外用薬・内服薬・静注薬などがあります。
注意しなければならないのは、ステロイドはアトピーの症状を和らげる薬であり、根本的に治す薬ではないということです。
しかしアトピーの湿疹は、皮膚の炎症のため痒みを伴いますから、痒みから皮膚を掻いてしまい、掻く事でさらに炎症を強めてしまうという悪循環に陥りがちです。その悪循環を断ち切る手段の一つとして上手に使用するのには、とても有効な薬といえます。
アトピーのくすりの知識 ステロイドとプロトピック 参照
まとめてみると
アトピー性皮膚炎に効果的だといわれているステロイドは
アトピー性皮膚炎を根本的に治すのではなくて
これ以上悪化させないための緩和対策にすぎないこと
しかしうまく使えばアトピー性皮膚炎対策にはなると思います。
またプロトピック軟膏のアトピー性皮膚炎の効果が認められ、副作用がなければ新しいアトピー性皮膚炎対策、アトピー性皮膚炎治療になる日も遠くはないでしょう。
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アトピーの患者さんに役立てて欲しい
記事ですね。
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私は薬が怖いのでアロマでよくなったというサイトを見つけました。
http://www.intoucharomacare-japan.com/
本当にアトピー良くなりましたよ。
参考になれば幸いです。